本校では2月16日の創校記念日を能高砂で祝っています。高砂が演じられて平成21年2月で102年目を迎えました。地謡、仕舞に、児童をはじめ保護者、地域の方々は、シーンとなって引き入れられます。日常的な生活とはっきり区別された荘厳な雰囲気を味わうひとときです。
能高砂の歴史
明41年(素謡) 敬老会創設の場で高砂の上演
(於講堂)
大3年(素謡) 創校記念式に続く敬老会に
尋常6年生出演
昭3年(オペレッタ) オペレッタ風に 脚色され上演
昭16年〜 戦争激化のため中止
昭27年(オペレッタ) 創校記念式に復活。6年生出演
昭44年(能) 伝承が容易に行われるように5年生出演
昭61年(能) 校下住民の指導を受ける。
昭62年(能) 伏木宝生会の指導を受ける。
※「高砂」が演じられて102年目、「能」に構成されて50年目を迎えました。
「能高砂」が演じられるまで
・3学期が始まると、放課後、伏木宝生会の方が5〜6
人来られて指導して下さいます。
・15時半から17時まで約1ヶ月の練習を経て、
地謡20人、仕舞6人が選ばれます。
・地謡は上下をつけて謡います。仕舞は、面を着けない
で、ワキ、シテ、ツレが登場します。