自然観察池『いのちの池』完成式より
『池ができるまで』

 2007/6月 
 去年の夏休み前のこと、学校には、魚や生き物がすむ池がなかったので、今の6年生が池を作りたいと校長先生にたのみに行った。
「設計図も作り、一生懸命たのんだら、校長先生は許可された。それで、みんなで穴をほり、水を入れつかまえてきたホタルの幼虫や
生き物をいれたが、夏休みに入ると水がなくなってしまった。

  

2008/3月
 PTAの役員のみなさん、歴代のPTA会長さんにも協力してもらい、校長先生といっしょに池を作った。水がなくならないように、大
きな穴をほり、職人さんやたくさんの方々が力を合わせて、コンクリートでプールのような土台を作た。6年生も石を運んだり、土を運
んだり、まわりのさくにも色ぬりをした。池の横の小さな小屋は、きれいな水が池に流れるように工夫されている。
「どんな仕組みになっているんじゃ?」
「カキを使って水をきれいにしておるの じゃ。そのカキは、PTAの役員さん や校長先生が、能登まで行ってたくさ んもらってきたんじゃ。そして、から をお湯で消毒して、何日も乾かしてか ら、小さくくだいて、ドラムカンの中 に入れたのじゃ」
「池の周りのベンチや芝生はどうしたん じゃ?」
「ベンチは、PTAの自然体験活動会員 のお父さんやお母さんたちの手作り  じゃ」
「芝生は、PTAのみなさんといっしょ に6年生も土をならして植えたんじゃ」
「広くなったから、ベンチにすわって池 をながめていると、気持ちがいいのう」

 




「池には、どんな生き物がすんでいるの かな?」
「澤村先生がつかまえてきてくださった メダカがたくさん泳いでいるぞ」
「6年生が春の校外学習でとってきた、 大きな貝もいるぞ」
「そういえば、ザリガニは、カラスに食 べられてしまったのう」
「だから、藤棚も組み立てられて、生き 物を守るためにあみをはるそうじゃ」
「前の岡田元校長先生が持ってきてくださ ったスイレンもたくさん育って、まる で自然の池のようじゃ」
「PTAの堀崎さんがとってきてくださ ったカワニナもたくさんいるぞ。ホタ ルの幼虫のエサになるそうじゃ」
「中田中学校で育てているホタルの幼虫 も30匹わけてくださったので、来年 の夏が楽しみじゃのう」

「たくさんの人たちが、力を合わせて池 をつくってくださったんじゃのう」
「自分の命はもちろん、命あるものを大 切にすることを願って、つくられたん じゃ」
「だから、命の池を名付けられたんじゃ」

「これからも、博労っ子のみんなには、 池をいつまでも大事にしていってほし いものじゃ」